第24回ふくしま住宅建築賞 入選しました!

先日、Facebookで簡単にご報告致しましたが、「houseMM」が第24回ふくしま住宅建築賞で入選いたしました!
このプロジェクトは、施主=弟、工務店=父、で設計が私という、古川家プロジェクトでした。最優秀賞は、表彰対象が施主、工務店、設計の三者であるという事を知ったときには、父と息子二人が賞状と記念品を持って並んで撮影している所が頭に浮かび、これは応募するしかないなと思って出しました。(入選は施主と設計者)

現地審査の時は、京都から十数年ぶり?の夜行バスに乗って福島へ。眠れずで体調不良でしたが、何とか乗り切りました。審査委員の皆さんがとても静かで、難しかったです。賞の現地審査は2回目の経験で、前よりは力を抜いて説明出来ました。

表彰式は、弟と父に出席してもらい、設計者の代理として賞状と記念品を受け取ってきてもらいました。写真は父です。もう工務店をたたもうとしているので、いい思い出になってくれたら。

記念品の「ストームグラス」。中の液体が天候によって様々な表情で結晶化する様です。19世紀のヨーロッパでは天候予測器として使われていたそうです。
賞の基本スタンスが、
1「県産材を使用した住宅」
2「匠の技、大工技術を駆使した住宅」
3「古民家再生による住み継ぐ住宅」
4「空き家を活用した地域再生住宅」
という評価軸のなかでしたので、なんとか入選をいただけただけでも良かったのですが、純粋に建築にもう少し力があればこういう評価軸でも上へいけたのかなと思いました。
改めて、施工してくれた父と、設計を依頼してくれた弟に感謝したいとおもいます。ありがとう!
furu
houseMM(福島の家) 金物検査へ


あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年は住宅の現場が多い年になりそうで、とても楽しみです。
さて、houseMMは年明け早々に建て方が終わって、先日金物の設計検査へ行って来ました。図面通り、金物が設置されているかすべての取り合いを確認します。2、3の指摘をして無事終了しました。
建て方に立ち会えなかったので、スケール感や、見え方の確認をして頭の中のイメージを修正。2階からは、向かいの公園の桜がばっちり見えました。
花見の季節に余裕を持って間に合う様頑張ります。
furu
houseMM(福島の家) 着工しました

すっかり寒くなりましたが、故郷、福島県の郡山市で住宅が着工しました。
先日は配筋検査+打合せに行ってきましたが、数日前に降った雪が残っていたりと一段厳しい冬の寒さを実感。
冬期の工事になってしまい工務店(私の父ですが。。)には申し訳ないかぎり。駆け足で春までには完成予定です。
furu
福島へ

福島県郡山市へ現地調査へ行ってきました。強風で雲の中をジェットコースターのように跳ねながら。。。

敷地の目の前はとても広い公園でした!桜が咲き、朝は年配の方のゲートボール、夕方からは子供たちの遊び場と賑わっていました。敷地周辺は空が広く、ゆったりとした印象の地域です。

公園は奈良と変わらぬ風景でしたがイノシシの横には線量計が設置されていました。

市役所へ行くと「除染の流れ」がパネル展示されています。住宅の敷地はまだ順番に除染中で、除去された土は各住戸の庭の地中か地上に仮保管されていました。役所まわりをしていると、道路除染推進課という部署にも行き当たり、その丁寧な説明からも繊細な課題であることが感じられました。
福島という特別な環境の中、ひとつの家族にとってどのような住宅を建てるのが相応しいのか、これから考えていきたいと思います。
momma
東京→福島

週末はhouseTAの打合せと工事契約に東京へ。クライアントとmaruniのショールームで家具決め。

ジャスパーモリソンの家具は、背もたれの木のカーブがなんとも言えない柔らかい形でした。

次の日は東京で展覧会巡りと、パン屋調査という名のショップ巡りをを少しだけ。
ワタリウム美術館でやっているフランス人アーティストJRの展覧会へ。大きくプリントしたポートレートを町に貼るアーティストです。日本では東北で被災地の人々を撮影して街中に展示しています。ワタリウムの外壁もこんな感じに。

通りがかりの古い団地。バルコニーにユニットバスを増設していて異様な迫力。日本じゃないみたい。

それにしても東京はおいしいパン屋さんがたくさんあって羨ましいです。
大好きな固いパンがいっぱいあって、見たことのない食感のあんが入ったあんぱんもありました。

そのまま確認申請の提出に福島へ。これは郡山市役所内にある奈良市の展示ブース。実は奈良市と郡山市は姉妹都市なんです。ご縁ですね。
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